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家族の風景。

 キッチンにはハイライトとウイスキーグラス。
 どこにでもあるような、家族の風景。
 七時には帰っておいでと、フライパンマザー。
 どこにでもあるような、家族の風景…

ハナレグミこと永積タカシ氏の詩には、さすがの酔いどれ詩人も舌を巻く。

フライパンマザーって…
わかるけどさ。。

幸せな家庭に育ったらしい彼は、やはり実に温かい詩を書きます。
家族や家庭というものは、間違いなくその人の原点であり、人格形成には多大な影響を与える。


この「家族」、ただでさえ連日の報道でも取り上げられている重いテーマで、
不幸な事件や事故が相次いでいることも確かにあるんだけど、
最近、この「家族」というテーマについて何かと話したり、考える機会が多い。
普段の僕の日常では、意識するようなことはあまりないのだけれど。

それは、ある時は安心して眠るゆりかごであり、
打ちのめされた後に帰るべき空母艦のようでもある。
また、そうでなければならない。
個人差はあれど、人には帰る場所が必要なんだと思う。


「家族を大切にしろ。家族の面倒を見てこそ、一人前の男だぞ。」
とある映画のセリフが心にしみる。


「家族を大事に。」なんてことをよく言われるけど、今までとは違って、
最近は、比較的素直に聞くようになった。
もしかするとこれは、僕の中では小さな進歩と呼べるのかも知れないな。。


ともあれ、この手の絆というものが強いに越したことはなく、時にはその為に、
我々が出来る仕事も少なからずあるような気がする。
食卓の花を囲んで夕食を共に…なんて夢想家過ぎますが。。


今日の昼、ひと時の雨降りを逃さずに、店の数軒お隣のおチビさんはお母さんに連れられて、
七色の傘をくるくる差して長靴をポコポコ履いていた。
挨拶したあと、思わず見えなくなるまで眺めてしまった。。

これぞ、家族の風景。。




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コメント (1)

おめめ:

初めまして。アイロニータニグチ様のマイミクのおめめと申します。
はなれぐみの永積家とはご近所で昔から家族でお付き合いさせていただいています。
とっても仲良し家族で楽しいファミリーです。
家族で食卓の花を囲んで夕食を共にをする。
私はちっとも夢想家過ぎないと思います。
私はバラの季節はオープンガーデンをしてカフェを開いていますが
訪れる方の多くが家族とおしゃべるする環境が少なくなって寂しいと言われます。
現代人はきっと、無意識にどこかで人と触れ合っていたいと求めていると感じました。
小さなアレンジでもいいから、いつもお花をたやさない環境が家庭に根付いていくと、きっともっと家族の絆ってできるんじゃないかな?。
お花屋さんの存在は大切だとおもいます。

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2007年01月24日 18:30に投稿されたエントリーのページです。

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