Cercle Interalliée Paris はエリゼ宮の隣にある歴史のある社交クラブ。
メンバーには王族や政治家も多いのだそうです。
BAL DE L'ETE はイタリアの名門貴族のマダムが主催しているチャリティガラ。
世界各国から300名ほどのセレブリティが参加していました。
パリに店を出してから、一番多く聞かれることは
どうしてパリに店を持ちたかったの?という質問。
昨夜のガラディナーでも多くの人にそう聞かれました。
大きな理由は二つ。
ひとつは、まさにこういう場があること。
花は空間あってこそです。そういう場が日本より圧倒的に多い。
オープンしてわずか3ヶ月でこういう仕事の機会をもらえた。
もうひとつは、その人らしいクリエイションが求められることが多いということ。
日本では、商圏にたいして花に関することならなんでも相談して、
というスタイルの歴史があるからか、
花屋として、クライアントがイメージしてるものを形に近づけていく仕事の割合が多い。
逆にパリでは、もっと前の段階から任せてもらえることが多い。
フローリストがアーティストとして仕事をできる環境がはるかに整っている。
もちろん先人たちの努力や突出した才能の賜物だと思うが、
もっと深い部分でのアーティストという種類の人間に対する認識が
深く根付いているからではないかと思う。
今回も、依頼人であるマダムはアツシの美しいと思うものをやってほしいといってくれた。
最高の舞台で、最高のオーダーだ。
多くの人がその日の花をみて花は美しいと感じて
笑顔になった。
タキシードを着て社交界デビューしたおれの英語は相変わらずだったけど
花がうまくつないでくれてまたたくさんの出会いがあった。
エリザベスというとても親切なマダムが仕事を始めたきっかけを聞いてくれた。
BED OF ROSESという映画をみて花屋に飛び込んだ話をした。
劇中でクリスチャン・スレーター演じる主人公が言ったセリフを
自分でもほんとにそうだなぁとかみしめながら話した。
花屋はみんなを笑顔にする世界で一番素敵な仕事だ。
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